とにもかくにも──
　彼女の言葉を借りれば、「“ライフのあり方の、ふたりの相違点”も、７つのワクワク枠は教えてくれる」という結論に至った。

　例えば──
　考えることと感ずること、どちらを大切にしているか
　過去と現在と未来、どれを大切にしているか
　プロセスと結果、どちらを大切にしているか
　中身と外見、どちらを大切にしているか
　個人とみんな、どちらを大切にしているか
　能動性と受動性、どちらを大切にしているか
　楽観性と慎重さ、どちらを大切にしているか
　力をこめることと力をぬくこと、どちらを大切にしているか
　長い目で見て、どちらか、どれか１つだけを大切にしているか、両方を、すべてを大切にしているか
　…
　などの“ライフのあり方”について

　彼女の人生がこっちなら、僕の人生はこっち。
　誰かの人生がこっちなら、別の誰かの人生はこっち。
　この作者の人生がこっちなら、あの作者の人生はこっち。
　…
　というように──。

　もちろん、この結論は、“ライフのあり方の、ふたりの共通点”も、７つのワクワク枠が教えてくれることを意味していた。

　また、この結論は、ある一個人が、あるときはこっち、あるときはあっちのように、ときに応じてどんな“ライフのあり方”を選んでいるかも、７つのワクワク枠が教えてくれるだろうことを意味していた。