生態系レベルの3Steps は、【個体の社会レベル】 （∋ 【人間社会レベル】 ） の、3Steps からズームアウトすると見えてくることのあるレベルのものである。

【生態系レベル】 【生態系レベル】 【個体の社会レベル】 （∋ 【人間社会レベル】 ） ↑ ズームアウト

　生態系レベル3Steps は、下図のような便宜上５つのグループに分けた中の、“動物学・植物学・生態学〈ecology〉レベル”において、最も上位に位置する。

動物学・植物学・生態学〈ecology〉 レベル

　生態系レベルの3Steps の具体的な例には、次のようなものがある。

生態系レベルの3Steps の例
動物が生態系の中に様々な 範囲で存在する（広くor狭く ）	植物が二酸化炭素を吸収し、 酸素を放出する	酸素のおかけで、動物が繁栄する
動物が生態系の中に様々な 範囲で存在する（広くor狭く）	植物が光合成し、しげり、 実を結ぶ	動物が、エネルギーを得ること ができて、繁栄する
植物が生態系の中に様々な 範囲で存在する（広くor狭く）	動物が、植物の種を運ぶ	日光の当たるところへ広く 移動することができ、植物が繁栄する
ある動物や植物が生態系の中 に様々な範囲で存在する	別の種の動物が過剰に食べる	ある動物や植物が、衰退する。
…

　そして、これら様々の例がある3Steps の各ステップをズームインして見ていくと、そこには、3 個体の社会レベルの3Stepsが存在する。

　上図のように、生態系レベルの3Steps の の各ステップは、ふつう、いずれも個体の社会レベルの3Steps によって支えられている。　この時の個体の社会レベルの3Steps は、すべてにおいて、おおよそ“遭遇して、追い風や逆風があり、再生産して（繁栄or衰退）──”といった流れを持つ点で共通している。

　個体の社会レベルの3Stepsは、生態系レベル支える際、複数の“個体の社会”がグループを作り連携プレー〈リレー形式or同時〉していることもあるし、ある“個体の社会”が繰り返し機能〈反復〉していることもある。
　生態系レベルの3Steps の ２番目のステップおいては、促進的・抑制的に働く両者が存在しうる。　種子の運搬…　などの順風的な営み（恩恵）と、食べられ過ぎてしまう… などの逆風的な営み（脅威）が拮抗し合っているのは、そのよい例である。　ふつう、そのバランスが、どちらかに傾いたときに、それに見合うように（発展・存続 or 衰退・滅亡 どちらかの方向に）、生態系レベルの3Stepsの3番目のステップ（ある“個体の社会”の3Steps）が進んでいく。


　以上のように、生態系レベルの3Steps から、ズームインすると見えてくるレベルが、【個体の社会レベル】 の3Stepsである。　言い換えれば、生態系レベルの3Stepsの各ステップは、下位のレベルの3Steps によって、支えられているということである。　それは、他のレベルと同様である。

　なお、この【生態系レベル】の3Steps をズームアウトして見ることで、さらなる3Stepsがあるかどうかは、今のところ不明である。

　個体の社会レベルの3Stepsの一例に、人間社会レベルの3Stepsがある。

【生態系レベル】 【生態系レベル】 【個体の社会レベル】 （∋ 【人間社会レベル】 ） ↓ ズームインする

◎3Steps（）のフラクタル 各レベルの説明
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動物学・植物学・生態学レベル
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