【多様な物質の生成レベル】 ズームイン ↓ 【核子やレプトンの生成レベル】 【核子やレプトンの生成レベル】 - ↑ ズームアウト

　核子やレプトンの生成レベルは、下図のような便宜上５つのグループに分けた中の“物質レベル”において、最下位に位置するレベルである。

　【核子やレプトンの生成レベル】の3Steps の具体的な例には、次のようなものがある。

【核子やレプトンの生成レベル】の3Steps の例
トップクォーク、ボトムクォークの 物質と反物質が等しく存在する	弱い力の場（byウィークボソン）によって 非対称に分解する	アップクォークやダウンクォーク について、反物質よりも物質が優位となる。
アップクォークやダウンクォークが 物質優位となって存在する （色荷を持つクォークA、B、Cが存在する）	強い力の場（byグルーオン）により （AとBとCの色荷がそれぞれ「強い力」の場を作る）	中性子が生成する 　（クォークが閉じ込められる）
中性子が物質優位で存在する。	弱い力の場（byウィークボソン）により	陽子と電子と反電子ニュートリノが生成する。
電子が物質優位で存在する。	電子ヒッグス場により	消滅と生成を繰り返す 　（電子の波動性が生じる）
クォークが物質優位で存在する。	クォークヒッグス場により	消滅と生成を繰り返す 　（クォークの波動性が生じる）
ニュートリノが物質優位で存在する。	ニュートリノヒッグス場により	消滅と生成を繰り返す 　（ニュートリノの波動性が生じる）
…

　※なお、これら様々の例がある【核子やレプトンの生成レベル】の3Steps の各ステップをズームインして見ていくと、 一般3Steps理論によれれば、そこには、【時空の基本構造の社会レベル】 の3Stepsが存在する。　詳細は、次に譲る。

　上図のように、【核子やレプトンの生成レベル】の3Stepsの各ステップは、いずれも、【時空の基本構造の社会レベル】の3Stepsで支えられている。
　【時空の基本構造の社会レベル】の3Stepsが、【核子やレプトンの生成レベル】の3Steps支える際には、ある【時空の基本構造の社会レベル】の3Stepsが繰り返し機能〈反復〉していることのみならず、複数の【時空の基本構造の社会レベル】の3Stepsが グループを作り連携プレーしていることもあると考えられる。

　【核子やレプトンの生成レベル】の3Stepsの特に2番目のステップおいては、弱い力の場や強い力の場を担う“ウィークボゾン、グルーオン”の生成が、【時空の基本構造の社会レベル】の原始的な力の場（by「L_P光子の集積したひも」）によって、支えられている。

　※なお、重力場や電磁場の生成も【時空の基本構造の社会レベル】の所産である。
　　すなわち、ニュートン力学で、ベクトルで表現されている力〈Force〉に相当するものは、【時空の基本構造の社会レベル】の3Stepsの2番目のステップにおいて促進的な要素を示す部分（“坂を下っていく”の部分）ということになる。（人生、社会、生態系…　における『For』※1の概念と、4つの力の“Force”の位置が一致するのは、とても面白い。　（※1『For』とは、『7つのコンパスFOR LIFE』に登場する概念である））


　この【核子やレプトンの生成レベル】をズームアウトして見てみると、そこにありうるのは、【多様な物質の生成レベル】である。

　上図のように、【核子やレプトンの生成レベル】の3Stepsが、多様な物質の生成レベルの3つのステップの、それぞれを支えている。

　以上のように、【核子やレプトンの生成レベル】の3Steps から、ズームインすると見えてくるレベルが、【時空の基本構造の社会レベル】であり、一方、【核子やレプトンの生成レベル】の3Stepsから、ズームアウトすると見えてくることのあるレベルが、【多様な物質の生成レベル】である。

　言い換えれば、【核子やレプトンの生成レベル】の3Stepsの各ステップは──　　下位のレベルの3Steps によって支えられており、一方で、上位レベルの3Steps の各ステップを支えていることがあるということである。　それは、他のレベルと同様である。

【多様な物質の生成レベル】 ズームアウトする ↑ 【核子やレプトンの生成レベル】 【核子やレプトンの生成レベル】 【時空の基本構造の社会レベル】 ↓ ズームインする