進化の流れ 0-0──物質が反物質を上回る

→非対称的に分解されることによって物質が反物質を上回る。 　（CP対称性の破れ）

※対称的に合成された少なくとも第三世代まで作られたクォーク＆レプトンが、非対称的に分解されることによって物質が反物質を少し（10億対1の割合で）上回るようになる。（by CP対称性の破れ） ※残りの10億の、物質と反物質（粒子と反粒子）のペアは、各種のヒッグス場（“4面体”）を作る材料になる。 　たとえば、クォーク2つ（右巻き＆左巻き）と反クォーク2つ（右巻き＆左巻き）から、1つのクォークヒッグス場の基本構造の“4面体”ができる。 　同様にして、電子ヒッグス場、ニュートリノヒッグス場の“4面体”ができる。 　※グルーオン場は、プレオン∴が、2つずつ組み合わさる形の“4面体”の集合として自己組織化される。　このグルーオン場と、（色荷を持つ）クォークおよびクォーク4つからなるクォーク場が組み合わさり、強い相互作用が生じるようになる。 ※例えば、ウィークボゾンの一種である、W−ボソンは、電子と反電子ニュートリノというレプトン（∴×3）が、2つ組み合わさる形で生じる。 　弱い力は、Δ光子を介する原始的な力（原始的な電磁気力）から生じる、2次的な力ということもできる。　また、例えば、（弱荷を持つ）ダウンクォークおよび、（ニュートリノ2つ＆反ニュートリノ2つからなる）ニュートリノ場の“4面体”が組み合わさり、弱い相互作用が生じるということもできる。 　ウィークボソン場は、電子場、ニュートリノ場、“Δ光子による相互作用”が組み合わさって生じると言える。　まだ、各種のヒッグス場の完成からほど遠い頃は、ウィークボソンは、マクロの見かけ上も光速で移動できた。 　電磁気力（by光子）と弱い核力（byウィークボソン）は、理論上、統一されているように見える（電弱力）。（光子とウィークボソンは、似たところもあるが、構造上の明確な相違もあるので── 　電弱力は、“見かけ上の統一状態”を意味しているにすぎないと考えられる）　（考察11） ※以上の過程で、プレオン∴は、閉じ込められたままとなる。

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