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上下（アップダウン）について
物語の中に、上へ上へと空にのぼっていくシーンがありますが、この“上”という方向は、7つのワクワク枠でどのように表現出来るでしょうか──。 ここでは、そのあたりのことから話してみようと思います。
「上へ」は、ある意味、地面から離れていくことですから、『On Off』で説明できそうです。 でも、地下にすすんでいくのも、空へ舞い上がるのも、どちらも『Off』の方向になってしまい、うまくいきせん。 そこで、上を、よくよく考えてみると、地球の外側であるということに気づきます。 そして、下は、地球の中心部の方向です。 つまり──
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◎上（＝“地球の外側”）が『Out』の方向にあるなら、下（＝“地球の内側”）が『In』の方向にある── と表現できます。 |
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場所が、上か下かor 低いか高いかは、このように、『In Out』で説明できるようです。 これなら、地下の方向も説明できますし、地球の裏側に居る方とも、同じコンセプトを共有できますね。
他には・・・
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◎気分が最高、上々が『FOR』の方向にあるなら、気分が最低、最悪が『Against』の方向にある── そう表現できます。 |
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また、
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◎価格が“上昇、高い”が『On』の方向にあるなら、価格が“低下、安い”が『Off』の方向にある── そのようにも表現できます。 |
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ですので、上下には、『In Out』のみならず、『For Against』や『On Off』で、説明できるものもあります。
上下、高低、アップダウン、ハイロー・・・は、それぞれ、7つのワクワク枠的に、複数の意味を持った言葉なのですね。
（同様に、複数の意味をもつ概念として、ポジティブ・ネガティブがあると思います）
ところで、“ズームアップ、ズームダウン”も、『In Out』で説明できます （言い換えれば、ズームイン、ズームアウトということなので）。 そうすると── 同じ“アップ”であっても、“場所が上”の場合は、『Out』の方向にあり、ズームアップ（＝ズームイン）の場合は、『In』の方向にあることになります。
つまり、この“アップ”のように、同一の言葉であっても、その状況や意味によって、パラダイム上の方向が180度逆転する── そのようなこともあると言えそうです。
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