研究論文
『プランクスケールの自然についての幾何的モデルの探究が生む驚異的な成果』
13《1次的〜3次的な力》
素スピノル物理学パラダイムによると、（「陽子や中性子を結びつける核力を生むとされる、π中間子」が、結局、グルーオンを介する強い力の所産であるように）「弱い力を生むとされる、ウィークボソン（∴×3×2）」は、結局は、“LP光子を介する原始的な力”の所産であるのでした。
（12《ウィークボソンの質量、ウィークボソンと中間子の質量》）
そして、さらに、グルーオン（∴×2）も、実は、“LP光子を介する原始的な力”の所産であると考えられるのでした。
※『♯厳密には、グルーオンは、（原始ヒッグス場ユニット（PHU）を介しない）「LP光子の集積したひも」によって結びつく2つのプレオン∴として創発していると考えられます』（（9《強い力の漸近自由》））
そうすると、陽子や中性子を結びつける核力（by π中間子＝強い力の所産の例）が、“グルーオンを介する強い力”から生じる2次的な力だと呼べるならば、同様に、弱い力（by ウィークボソン）や、強い力（by グルーオン）は、実は、この“LP光子を介する原始的な力”から生じた2次的な力と呼べることになります。
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1次的な力
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２次的な力
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グルーオンを介する強い力
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π中間子を介する
陽子や中性子を結びつける核力
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1次的な力
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２次的な力
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“LP光子を介する
原始的な力”
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グルーオンを介する強い力
ウィークボソンを介する 弱い力
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これらの関係は、互いに相似の関係にあるので、共通する部分（グルーオンを介する強い力の部分）を介して、両方をまとめ合わせることができます。
すなわち、両方をまとめ合わせると、次のように、π中間子を介する核力は、3次的な力と言えるようになります。
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1次的な力
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２次的な力
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3次的な力
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“LP光子を介する原始的な力”
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グルーオンを介する強い力
ウィークボソンを介する 弱い力
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π中間子を介する
陽子や中性子を結びつける核力
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以上の説明をまとめて図示すると次のようになります。
※グルーオンの創発
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※ウィークボソンの創発
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1次的な力
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※中間子（クォークの結びつき）の創発
（byグルーオン）
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※クォークの変化の創発
（byウィークボソン）
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2次的な力
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※核子（陽子や中性子）の結びつきの創発
（by中間子）
3次的な力
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これらの1次的な力（“原始的な力”）、2次的な力（弱い力（by ウィークボソン）や強い力（by グルーオン））、3次的な力（核力（byπ中間子））の関係は、“フラクタル相似の原理”と調和しています。
なお、互いにフラクタルな関係を持っている1次的な力〜3次的な力は、どれも、ごく短い距離でのみ働く力（湯川型の相互作用による力）です。
このことも、これらのごく短い距離でのみで働く力（湯川型の相互作用による力）は、無限遠方まで作用しうる重力や電磁気力とは、根本的に異なることを示唆していると思われます。
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